香川県下の公立中学では、「診断テスト」
なるものが実施されます。
正しくは「学習の診断」といって、香川県独自の5教科テストです。
1年と2年は2月に1回、
3年になると6月・9月・10月・11月・1月の5回、
さらに翌1月と2月に「総合テスト」と名前を変え2回あります。
各教科50点満点合計250点となり
これは高校入試での目安となります。
つまり、「180点取れていたらあの高校に行けるよ」など、
ふだんは自分の中学での順位くらいしかわかりませんが、
これは香川県で自分がどのくらいの位置にいるのか
点数で測ることができるという偏差値のような役目を果たしています。
私はこれはとてもいいシステムだなと思いました。
テストの内容も、よく練られたややハイレベルなもので
よくできているなあと毎回感心します。
また入試問題に近いつくりで、練習にもなり、その点も
いいと思います。
テストが終わって生徒に見せてもらって数学の問題を
解いてみるのがひそかな楽しみです。
1、2年の診断テストの内容は1年間勉強してきたこと
ほぼ全部
また3年も1年間、2年間、途中からは今までのところ全部
になります。
これはもうテスト勉強がんばったかどうかよりも、
1年間の積み重ねと実力が試される、まさに
「実力テスト」と言っていいでしょう。
塾ではテスト対策はやりますし有効ですが、なんといっても
自分で立てる学習計画及び実行が要となるでしょう。
そこをもっと生徒たちに伝えなければいけないなあと思っています。