私は長年小学生・中学生とばかり接していまして
自分のその頃の忘れていた記憶が呼び覚まされることも多いです。
仕事柄特に勉強のことを思い出すことが多いです。
当時の記憶
これは特によく覚えている記憶なんですが、
私は中学1年の時に「風疹(ふうしん)」にかかってしまい1週間ほど学校を休んだことがあります。
治って久しぶりに学校に行ったもののどんどん勉強が遅れてしまいました。
休んでいた間のお勉強を誰かが教えてくれるわけでもなくそのまま定期テストを受け散々な結果になってしまいました。
その際担任に親の前で
「休んだ間の勉強は友達にノートを見せてもらうとか
自分から聞かないとダメでしょう!」
と叱られたことをしっかり覚えています。
親からも同じように叱られました。
そこからどんどん成績が下がり続けました。
(思春期特有の、親や先生に反抗する気持ちもすごくありました・・・)
しかしこれではダメだ!と、
中2の冬に一念発起してお勉強を頑張り始めたのです。
どんな勉強をしたのか?具体例
まず手をつけたのが「理科」と「社会」です。特に苦手でしたから。
どちらの教科も、中1の最初に戻って全部ノートに書きました!とにかくひたすら書きました!
小学生の「自主勉強ノート」のようなものを全ての単元に渡りまとめて書いていくわけです。
で、まとめただけではテストで答えられるか不安だったので単元ごとに必ず関連の問題を解くようにしていました。
間違ったことはノートに追記しておき、問題は全部丸になるまで解きました。
だからノートにまとめるときは、余白を多めにとるようにしていましたし
ページを追加できるようにルーズリーフを使っていました。
図や写真、地図などもどんどん描いたり貼ったりして充実した自分専用の参考書のようなものにしていったのです。
中2の終わりともなると、何回もテスト受けてますから、
どんなことがテストに出るのかわかっているし出そうなこと・過去に出たこと
を書くことができました。
結果どうなった?
そうしていくうちに年が明け中3の初夏くらいにその頃習っているところまでノート作りが追いつきました。
それまでは土日も正月もひたすら書いていたような記憶があります。
で、その頃受けたテストで、一気に理科も社会も確か90点台をとることができて順位も急上昇しました。
そのときの担任が理科の先生で、声をかけてくれたのを覚えています。
職員室でも急に点数が上がった私のことが噂になっていて
「あいつ、どうしたんだ」
とざわざわしていたそうです。
そのまま成績は上位をキープすることができ高校でもそのノートまとめを使って受験勉強し、最終的には大学の文学部で社会学科を専攻することになったのです。
あんなに苦手だった社会を専門に・・・
理科と社会は簡単に点数を上げることができます。
一方、英語と数学は積み重ねですから、急に上げるのは難しいです。
どちらも言えるのは「問題を多く解く」
運動で言えばトレーニング、練習量を増やすということですね。
コツコツと地道に努力してきたことはずっと残りますし自分なりのやり方ができますので、それを高校生になっても大学生、社会人になっても使うことができます。