野田塾通信 教育の大切さ
教育を受けることの意義とは?
なぜ教育が必要なのでしょうか?
はっきり言って数学なんか世の中に出て役に立たないよ
英語なんて外国行かないなら必要ないじゃん
こういう声はよく聞きます。
わたしは勉強の内容自体が必要なんじゃなくて
「勉強の仕方」を学ぶのだと答えています。
これは中学生の場合ですが、小学校で学ぶことは
もっと根本的な「字を読む、書く」
「計算ができる」ことから始まります
これは誰しも必要と認識していて、なんでこんなこと
勉強しないといけないの?とはなかなか思わないでしょう
しかし、「識字率」というのをご存知でしょうか?
これは「文字(書記言語)の読み書きができ、
理解できる能力を持った人数の割合」を示します。
日本はもちろんほぼ100%。小学生以上で
読めない人がいるとびっくりしますよね
しかし世界的に見ると
現在、成人の5人に1人に あたる7億7,600万人の
人々は読み書きができないと言われており、
その3分の2は女性です。
地域別に見ると、アフリカとアジアにおける識字率が
圧倒的に低いようです。その数字に驚きます
マリ23.3%
アフガニスタン28.0%
ギニア29.5%
エチオピア35.9%
コートジボワール48.7%
パキスタン54.9%
ネパール56.5%
インド66.0%
ラオス73.2%
安易に想像できることですが、読み書きが
できないと、必要な情報を手に入れることが
できず不利益を被るばかりか、
意思や要求を書面で伝えられず社会的な
権利が大幅に制約されます。
本人ばかりでなく、国や地域の発展に
とっても不利益になります。
(国際協力”はじめの一歩”ブログより
抜粋させていただきました)
こういう読み書きに始まり、人が学習して
身につけていく知識というものは、
何者にも奪われず、いわゆる
「裸になっても残るもの=本当の意味の資産」
なのです。
いつもこういう気持ちで 知識を身につけるのは
大事なんだよーって思いながら子供達にお勉強を
教えているつもりなのですが、
目の前の問題に必死になるあまり忘れてしまう
こともあります
反省。